野球ボール 品質へのこだわり
品質管理

こだわり
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国産

硬式野球ボールの縫合は、現在も機械化が難しく、すべて手作業で行う必要があります。そのため、多くのメーカーはコストを抑えるため、縫合を中国などの海外に委託しています。私たちは最終工程となる縫合と完成検査を国内で行い、品質にこだわっています。重さのばらつきを抑え、縫い目の幅を整え、反発力まで丁寧に管理し、選手の信頼に応える精度と安定性を追求しています。

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02

均一な縫い目

縫い目幅は7.0mm〜8.0mm、縫い目高は0.9mm〜1.1mmです。縫合は、熟練した技術がなければ均一に縫い上げることができません。なぜなら、革の部位に応じて強弱をつけながら縫わなければ、縫い目幅を揃えることができないためです。弊社の作業者の過半数以上が、勤続年数5年以上の職人であり、熟練した技術により仕上げています。

こだわり
03

反発係数

すべての統一球は、1球ずつ反発係数を測定し、その数値を管理しています。検査の結果、規格に合わないボールは一切出荷しておりません。

こだわり
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真円

野球ボールの球芯は、真円に仕上げるために、太さの異なるウールと綿糸を組み合わせて巻く必要があります。自動糸巻き機で巻いた後、再度人が検査します。糸を球体に巻きながら真円に仕上げる技術こそが、弊社の強みです。これは硬式球専用の自動機を用いています。

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裁断・革の質

一枚革に金型を置き、部位(腹・背・尻)の硬さ厚み伸縮性を見極めながら、1枚ずつプレスし裁断しています。また、革は日本の製革業者が鞣した、天然牛皮革(白革)の雄ホルスタイン種のみを使用しています。防腐性・耐水性・耐磨耗性・耐滑性が高く、外国産と比較すると握った瞬間に品質の違いを感じて頂けます。

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刺繍

記念球には、校章・ロゴ・学校名・チーム名・監督の言葉・背番号・名前・好きな形や文字などを、好きな色で刺繍できます。

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リサイクル

これまで、廃棄されていた使用済み野球ボールは、リサイクルし再利用できます。当社は、古い革や解れた糸を剥がして、糸を巻き足して球形にし、全く新しい牛革に貼り替えることができます。見た目も使用感も、統一球との違いを見分けることが難しいレベルに仕上げています。